2014年02月06日

二重まぶたで冗談を。

オーケー。私の負けだ。一緒に警察に行こう」

起きぬけの私の視界を埋めつくす血にまみれた少女の姿。
少女の姿。
少女の姿。
少女の姿。
少女の姿。
少女の姿。
少女の姿。
少女の姿。
少女の姿。
少女の姿。

四日目。私の自白に付き合って、雑木林を掘り返す警官達。
その甲斐あって日の目を見る少女の死体。
明るみに晒される私の罪。五日間で腐乱が進み変わり果ててしまった可憐だった少女の姿。

その隣には……可憐な少女の姿。少女の姿。少女の姿。

今は捜査員の顔も少女とだぶって見える。
と、首にひんやりしたものが触れる。振り向くそこにも少女。
ただ今度は質感も伴っている。
私を取り囲む無数の手。無数の手。無数の手、に。

五日目。今頃はニュースサイトに私の事件が掲載されていることだろう。
いや、待て。五日目?

二重まぶたで冗談を。
五日目などもう、来ない。
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posted by hutae92116 at 14:27| 日記 | 更新情報をチェックする
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